mixi アレルギー治療計画

 ....我々少数派がいよいよもいって生きにくい世の中が作られようとしている。少数派の諸君、mixi で何かが変わると思ったら大間違いだ。所詮 mixi なんか多数派のお祭りに過ぎない。我々少数派にとって mixi ほど馬鹿馬鹿しいものはない....

 私は mixi がなんとなく嫌いである。しかし、「なんとなく嫌い」のままでは、「大した信念も無く登録してないコイツは変態」のレッテルを貼られる事になり、非常に良くない。そこで、何所に mixi を嫌う要素があるかを冷静に分析して mixi 嫌いなりの信念を確立するか、又は mixi アレルギーを解消し、ついには mixi に登録する気になるだろうと言う幻想を出発点に分析することにした…
 ※以下の記事は mixi を一切使ったことが無い人の妄想が多分に含まれている可能性が有ります

1. 内にだけ中途半端に開かれている

 主に日記システムの点への意見を挙げる。
 まず、システムの点から言えば、内部で書かれた日記は登録した人しか閲覧すら出来ない点で外に開かれているとは言えない。ついでに言えば、利用者の動向 (=空気) の点でも、(一部ユーザの動きにしろ) 足跡を辿ってコメントを強制すると言った事は内輪形成を助長している。
 だが、既に mixi ユーザは非常に多い為、外に対しては完全に閉ざされていると言ってもネット利用者全体人口から見れば、完全に閉じたシステムとは言い難い。
 最も、足跡を利用する必要があったり、ユーザの制限などして敢えて閉じた日記を書くのであれば (例えば、id:inosinmk2 ちゃんは、はてなでは無く mixi で合コンの告知をしている、のかもしれない)、mixi の日記機能を使う意義は一応出てくると思う。内輪向けに発信したい記事は mixi で書く、と言った住み分けは仕方ないのかもしれない。しかしそう言った機能が必要無いにも関わらず mixi ユーザなら誰でも見られる、と言ったように制限を掛けていないのならば、公開したいのかしたくないのかよくわからない中途半端な信念で書かれている記事が載っていることになり、非常に妙な気がする。
 どうせなら思いっきり公開して欲しいと思う。特に私の知り合いは有益な記事を書いている人が多いので是非お願いしたい。日記でも、例え見知らぬ人のだったとしても面白い事がある。

2. マイミクシィと言うシステム

  既に MSN Messenger のメンバリストは誰だか分らない人が沢山登録されているように、マイミクシィに措いても私はリストをめちゃくちゃにするのではないか。個人的にだが不安が残る。

3. Mac/Linux -> Windows 的ジレンマ

 「使いたいソフトが Windows にしか対応していないから仕方なく Windows を導入する」みたいな気持ちがある。つまり「システムが良いから積極的に導入するのでは無く、ソフトがそこでしか動かないから消極的に導入する」と言った構図が mixi でも成り立ちそうである。即ち「mixi が良いから積極的に登録するのでは無く、お友達の日記が登録しないと見られないから消極的に登録する」と言った具合である。これは非常に悔しい。

4. 食わず嫌い

 いかにも不味そうである。

★ 結論

 こう言ったことを書いても、結局賛同は得られる筈も無くみんな mixi に書くだろうからそのうち屈するかもしれない。既に mixi に書いている人々が移転する手間と、私が登録する手間数分を考えれば答えは明らかかもしれない。また、内輪向け記事の発信の点で言えば、使ったことが無いのでわからないが、はてなのユーザ制限より mixi の方が優秀かもしれない。
 しかし、もし登録する羽目になったら、破れかぶれでニックネームをランダム文字列にして参加したいと思う。