視線入力「見つめるだけ」

 http://yaplog.jp/miwaki/archive/138 にて佐賀大理工学部知能情報システム学科の新井教授の視線入力ソフトウェア「見つめるだけ」に附いての説明がある。このソフトは Web カメラ (と USB ライト) があれば動く上にフリーで公開されている素晴らしいソフトである。折角 Web カメラがあるので試しにやってみた (そもそも Web カメラを購入した理由のほぼ100%はこういうシステムを作ったり使ったりして遊ぶためであった)。

★ 実際にやってみた

 起動して目が追尾できている事を確認したら「S」キーを一回だけ押してキャリブレーションを開始する。二回押すと落ちてしまうので注意。キャリブレーションでは視線の位置と15個のキーを対応させる。キャリブレーションが完了したら、「視線」でキー選択、「瞬き」でキー入力を行う。
 実際に入力しようとしてみたが、自分の目がやる気が無いのに加えて環境があまり良くなかったため目が疲れまでやっても (と言っても数分だが) 「あ」すら入力できない自分の残念っぷりを発揮。まず頭が動くと視線がズレるので当然ダメである。また、目の高さとカメラの高さを合わせないと視線を補足できないのでこれまたダメである。いずれも取扱説明書には書いてあるが実践するのはなかなか難しい…。やるならちゃんと環境を整えないといけませんね。


 しかし、こう言った簡単に入手可能な機器のみでこのような事を可能にしたソフトウェアは大変画期的であり素晴らしい。キーボードを使うことが出来ない人へも安価にて入力環境を整備する事が容易に出来る点で凄いと感じた。
 自分もこういう物作れるようになりたいなぁ。